今まで、ろくろ成形でビアマグの底の面積が狭いので、高さがある分、どうしても削った後は余計に逆円錐形の形になってしまう。ろくろの初めの段階で底を広く平に成形する事が大事になるが、なかなか難しい。
師匠に教えて貰った。
先ず、どの程度の土が必要かの感覚を掴む必要があるが、作るビアマグの底の位置を、左手で決めたら、器の内側を掘る。
掘り進めながら、器の上側が太くならないように、下から上に少しずつ薄くなるように、ろくろ成形する。
底の高さが決まれば、次に底の面積を決めて(今回は5〜6cm程度か)この部分を平行に真っ平にする。これ意外と難しい。
この状態が出来たら、器を外側左手で押し上げながら土を上に伸ばすが、その時に器の内側の右手の固定の仕方がポイントになるらしい。右肘を右膝に固定させると、安定感があるので上に伸ばし易い印象。なるほどと思った。
意外と一気に高く伸ばす事が出来たように思う。器の途中で薄くなる場所があり、サポート頂き何となくビアマグの完成。トンボ目標15cmをクリア。
焦って上に伸ばさないこと。ろくろ成形は、土を伸ばす動きと、形を整える動きは別。
器の外側は成形後に削る事になるので、内側の形状を自分好みの形状にする事が大事で外側の見た目の形状ではない。
納得のポイントでした。
それなりに底が平で面積がある。
次回は、これをろくろで削る。底部分が太く削り甲斐はありそうだが、これを削ると、どうなるか楽しみ。