前回、何となく同じようなビアマグを2つ、ろくろ成形出来たので、1週間が経ち今日はこれをろくろ台で削る。
陶芸教室では、ろくろ成形した器を、湿らせた新聞紙やビニール袋で包み、発泡材のケースで保管してくれる。次回の予定日を記載しておくと、そのタイミングで削りやすいように、スタッフの皆さんが乾燥状態を確認しながら調整してくれる。目立たない気配りに、感謝です。
今回の削る前が、こんな感じ。この段階では、何となくビアマグらしい。
ろくろ台に「シッタ」を乗せて、その上に器を乗せて削るが、「シッタ」の上に乗せる器がフラフラしないように、ろくろの回転に合わせて中心を出すのが難しい。
器を軽く叩きながら、ふらつかないようにするが、削り具合を確認するたびに器を外すので、その度に中心合わせに時間がかかっていた。
教室では、いろいろな「シッタ」が用意されている。
ビアマグの底の内径より「シッタ」が太いと、ビアマグの途中で「シッタ」が止まるので、出来るだけ器の底まで入る「シッタ」を選ぶと、ろくろ台で中心が合わせやすく削りやすいとのこと。確かにと思った。
出来れば自分の作りたいビアマグ形状に最適な「シッタ」を作れないのかとも思った。
削り後のビアマグ擬きと、大量の削りカス。(苦笑)
まだまだ納得行く形状のビアマグではない。もっと底を広く垂直に薄く成形できるように、次回からも頑張ってみたい。