亀さんの陶芸教室奮闘記

昔から気になっていた陶芸、帰り道で見つけた陶芸教室に入会してみた。陶芸の知識も全くない親父が、これからどうなるのか楽しみに備忘録を残してみる。

削り過ぎた。。

今日は前回のろくろ成形のビアマグを削る。ろくろ成形で、しっかりと底を広く作れたので期待感がある。

前回の経験からビアマグの底まで入る「シッタ」を選んで、ろくろ台で中心を合わせるが、やはり、これが苦労する。

「シッタ」の底に水を付けて、ろくろ台に置いて回転させながら「シッタ」を中心に合わせるが、これが難しい。時間をかけると、ろくろ台と「シッタ」が引っ付いて取れなくなる。外す時は、トンカチでろくろ台を叩いて取り外す事になり、素早く「シッタ」を中心に合わせる必要がある。正直、これは、かなりハードルが高い。

練習を兼ねて30分の悪戦苦闘の末、やはりそう簡単にコツは掴めない。まあ、これで良いかと固定しての削りのスタート。先が思いやられる。

器の厚みを確認する度に「シッタ」に乗せた器を取り外すので、その度に器を回転の中心に合わせる事になり、毎回、中心が合わなくてフラフラする。まだまだ素人には難しい。

削りを進めて行くと、今までのビアマグより極端な円錐形にならずに、ろくろ成形で良い形になっていた。

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だが、どうしても削りで中心が出なくて、ふらつく。無理矢理ふらつきを止めるために、何度も中心を変えて削り直していたら、器の厚みに太い薄いが出来てしまったようだ。

削り終わって、器の下の方を触ると極端に薄い場所があり、手で押さえてヒビが入って穴が開いた。(泣)

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残念ではあるが削りの難しさと実感。ろくろ台で「シッタ」と器を中心に合わせる事の大事さを学んだ気がする。陶芸は全ての工程が難しくもあり、楽しい。

今回も、削ったヒアマグは二つに切ってリセット。悲惨な切り方が落胆を表す。(苦笑)

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果敢に薄くしているのが良く分かるが、やり過ぎでした。逆に高台はまだまだ削れる。しっかり高台の高さを測って削る必要があるが、今日も時間がなく測らずに適当に終わったのが残念でした。いつか1日4時間やろうかと思う。

成果なしの今日の苦労の残骸。

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 一つ一つ、全てが経験。また次の機会を楽しみに、頑張ってみたい。