亀さんの陶芸教室奮闘記

昔から気になっていた陶芸、帰り道で見つけた陶芸教室に入会してみた。陶芸の知識も全くない親父が、これからどうなるのか楽しみに備忘録を残してみる。

ろくろ上達のカリキュラム

教室では「ろくろ上達のカリキュラム」と言うのがあるらしい。そこには、以下のステップが書いてある。

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これを見ると、土練りから、芯出しをして、先ず、杯引き50〜100個。その後に、汲み出し(くみだし)湯呑み50個。そば猪口ぐい呑み50個を作るようになっている。

どうも、湯呑みと言っても、お茶碗のような「汲み出し」と、筒形の「湯呑み」に別れるらしい。ネットで調べると、垂直に切り立ったような湯呑みは「切立(きったち)湯呑み」と呼ばれるらしく、表現が面白く気に入った。

全てのろくろ成形を順番にマスターするとなると、かなりの時間がかかりそうで、週一回の親父としては、当面、切立(きったち)湯呑み、ビアカップを目標にして、菊練り、ろくろ成形に専念してみる。

 

「菊練り」は、相変わらず難しい。新人スタッフの話では、陶芸学校では2ヶ月間、朝から晩まで毎日のように菊練りをやらされるらしく、如何に大事かと言う事のようです。

「土練り」3年。

陶芸教室で「土練り」だけでは終われないので、サポートしてもらい慣れて行きたい。

 

頑張って、ろくろ成形をする。(写真撮影は師匠がしてくれた。感謝!)

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改めて、背の高い筒形の湯呑みは、手が底まで入れずらいし、成形する高さも長く、初心者には難しい。

ろくろを回しながら「シッピキ」と言う糸で、湯呑みを切り離すのは少し慣れて来た。

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完成品を二つに切ると厚みが均一ではない。

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まだまだ先は長いが、何故か楽しい。

 

不思議と土を触る事で気持ちが集中して落ち着くように思う。子供の時は粘土遊びをするが、ストレス多い現代人には、週末陶芸は良いのではと感じる。